仕事を辞めて、2ヶ月が経った。
正式には、最終出勤日からだが、この2ヶ月間、ダラダラと過ごしてしまった日は数日で、何かしらやりたいことに時間を費やしている。
専業で、家のことをやるとなると、それはそれで全くと言っていいほど、自分の時間はないと思う。
やり始めると、とことんまで突き詰めたくなる性格上、専業になると、息が詰まるに違いない。先日、OGとして新年会に参加して来たが、元同僚にも、専業主婦はあなたの性格上、絶対向かないから、早く戻ってきなさいと言われた。全くもって、その通りである。
そのため、家のことを程々にして、自分の時間を満喫している。
いつのことか忘れてしまったが、主人と話していた時に、考え方が職人だよな。と言われた。言われるまで、自分自身では気がついていなかったが、確かに、私の職業人生は製パン職人から始まったのだから、考え方が職人であるのは確かである。
私には職人仕事が向いているはず。ということで、今は料理と裁縫が楽しく、日々、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返しては楽しんでいる。この無限の試行錯誤が、そのうち仕事になっていくのかもしれないし、再び知財に戻るのかもしれない。
無職って素晴らしい。いろんなことに挑戦できる。今はただ、未来が開けていることに喜びを感じている。