6年くらい前の情報です。
知的財産関係の仕事だったら、長く働けるんじゃなかろうか。
と言う事で、「知的財産管理技能士2級」も取得した。
企業の知的財産関連の部署で働いていて新人ではないが、その辺りの知識をおさらいしておこうという方の試験といったところか。
インターネットで申込をすると楽だが、郵送でも可能。
学科と実技があり、学科は法律の問題で三択のマーク方式、実技は事例問題で、記述の問題が3問くらいであとはすべて3択のマーク方式。
各30問40分で、合格基準は満点の80%以上。
3級と同様、ネットで調べた結果、3か月の勉強で受かる。ということが分かった。
3級に合格してからしばらく時間がたってしまったので、4ヶ月の準備期間を設定した。
そして、受験料が高いので、前回同様一発合格をねらう。
テキストは、
知的財産管理技能検定 2級完全マスターの三冊
知的財産管理技能検定 2級厳選過去問題集
それに加えて、過去問は公式のホームページから3回分だけだが無料でダウンロードができる。
飲みにもいくし、ライブも見に行っていたし、毎日必ずやっていたのは通勤の40分くらいテキストを読んだり問題解いたりだけ。人並みに勉強すれば大丈夫。
最初の1ヶ月は、教科書にも少しだけ問題が付いているので、通勤電車でひたすら読んで解く。
ここでは、法律の知識や専門用語を頭に叩き込む。
比較が大事なものはまとめて表にする。著作権法・特許法・実用新案法・意匠法・商標法・種苗法の要件や制度の違い。たとえば存続期間とか、その起算日など。それと、パリ条約・特許協力条約(PCT)のメリットデメリットなど、必ず出題される問題があるので表を作っておくと便利だった。
2ヶ月目からは、とにかく問題集を解く。解きまくる。つど、頭に入ってないものをまとめる。
解く。そして、公式ページの過去問を解く。
頭に入ってないところを教科書を読み返したり、テキストに載っていないものは、Google先生に頼り、調べる。そして、問題集を解く。
試験まであと3日。と、ここで、自分が持っている問題集が、学科のみだったことに気がついた。
とき、すでに遅し。なぜ気が付かなかったのか。
参考に見たサイトには学科と実技両方の問題集を買ったと書いてあったのに。
この時ばかりは、自分の思い込みとおっちょこちょいを呪った。
慣れない法律用語とか、専門用語に苦戦したし、試験では捨てた問題もあった。
しかし、見直しする時間はあったし、見直しをして変更した箇所で助かった。
試験後に配られる解答で答え合わせ。
8割くらいはできている。
70%以上で合格。とあるが、そもそも1問1点かどうかわからなかったので、合格までがドキドキであったが、無事、合格であった。
ネットで申し込んでいれば、メールで合格発表のURLが届くので、
確認できる。その後、B5版の証書が届く。
2級は無事に合格したが、さて、企業の知財部係長クラスの方々に必要な1級まで取る必要があるかどうか。特許事務所のただの特許事務であれば、不要とみた。
国家試験 知的財産管理技能検定 ホーム
※これから受験される方の参考になったかどうかわかりませんが、国家試験の部類では簡単な試験だと思います。