コーヒーは好きではなかった。
紅茶が好きだった。
しかし、カフェオレやカフェラテというものを飲んだ時から、
コーヒーの類が好きになってきた。
それでも、コーヒーのブラックはさほど好きではない。
よっぽど好きな味ではないとブラックでは飲めない。
カフェオレやカフェラテで飲むならば、
コロンビアが最適である。と思っている。
まぁ、これは好みの話だが。
そして、深煎りがいい。
ずっとそう思っていたし、何より深煎り信者の豆屋から
コーヒー豆を購入していたからそうなるのである。
しかし、浅煎り派も結構いるということに気が付いたのである。
知り合いのオーガニックワインと野菜料理を出すお店は浅煎り派
コーヒー好きの友人も浅煎り派
よく行く革と銀細工のお店を営む夫婦も浅煎り派
両親と姉も
そして、那須にあるカフェにお邪魔した際に、
オーナーに浅煎りコーヒーについて話をきき。
なるほど、思うこともあり、さっそく
浅煎りのスペシャルティーコーヒーなるものをいただいた。
これが美味しいのである。
ガツンとくるコクや苦みが好きなのだが、
あっさりとしかし深い香りが漂うスペシャルティーコーヒー。
浅煎り=酸味が強く感じるのでは?という警戒をしすぎていたようだ。
豆の種類や入れ方にもあるので、関係がない。という結論に至った。
それからというもの、色々な喫茶店に行ってはブレンドコーヒーを飲んでいる。
これが意外と、程よいコク、少々の酸味、後はあっさり。というものが多い。
しかも、浅煎りの豆の販売をしている。
思い込みとは恐ろしいものだ。
ということで、わたしのコーヒーの旅は、この先、なかなか楽しそうである。