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【読書】ビブリア古書堂の事件手帖 三上延

この作品は確か、7巻まで出ていて、映画化されたと思う。

 

映画化のポスターを、間違えで無ければ今年に入ってから見た。

 

何年か前に、両親の住む家で、当時は3巻まであったのを、やる事がなくあまりに暇で読んだのだ。

 

謎解きが面白く、主人公の五浦大輔と古書堂の主人である栞子さんがどうなってゆくのか、楽しみであり、続きが読みたいと思っていた。図書館には通っているのになぜかすっぽりと記憶から抜け落ちていたのである。

 

ポスターを見て思い出し、近所の図書館で借りてきた。前回行った時は3巻までしかなく、今回は4巻と5巻しかなかった。きっと、これを返しに行ったら6巻と7巻があるのではないか。

 

相変わらず謎解きが面白いが、4巻の江戸川乱歩の題材が本当に興味深い。小学校の図書室で放課後に読み、帰り道、1人になったら怖くなって走って帰った記憶がある。

 

謎解き以外の人間模様やちょっとした恋愛模様も息苦しさを感じさせずに、読み進められるようになっている。

 

子供向けの書架におかれていたが、大人が読んでも面白いライトノベルである。

 

※本をそんなに読まない子供だったのですが、ライトノベルの推理物を読んでいたのは、江戸川乱歩の力のような気がします。ビブリア古書堂の事件手帖シリーズを読み終わったら、江戸川乱歩にハマってみようと思います。