図書館に行ったら、中高生に読んで欲しいコーナーにあった。
一時、流行った気がする。
と思い、借りてみた。確かに、読みやすくて中高生向きの時代小説だった。
時は戦国時代、豊臣秀吉が関東討伐に出かけた時の、石田三成の敗戦の件である。
話の主、のぼう様こと、忍城城代の成田長親を客観的に、幼馴染である正木丹波などの重臣や甲斐姫、敵である石田三成などから描かれるのだが、名将であるのか、はたまた、ただのでくのぼうなのか。
重臣達の戦いに、百姓たちの想いに、血が沸き立ったり、じんとしたり。ニヤニヤしたり。テンポよく、軽く読めるので、通勤途中にささっと読むのにも良い。
※映画化されているらしいので、ちょっと見てみようかと思っています。
