メモメモ。
じぶんは、小川洋子の表現が好きだ。
表現できずにいた気持ちを、いとも簡単に表現する。
それは、たまに、ひんやりとして、はっとするような、苦しくて、グロテスクで、心のうちが暴かれるようで、みじめで、いたたまれない気持ちになるような。
いろんな言葉で、表してくれる。
そんな彼女の言葉が好きだ。
チェスに出会った少年の話だが、切なくて、苦しくて、喜びも。悲しみも。穏やかさも。全部が愛しい。結末まで、あっという間。
好きな本。
これは、ぜひ、アニメ化してほしい。映像にしてほしい。
久しぶりに、強烈に引き付けられた。
※内容を説明し始めたら、全部話してしまいそうで怖いです。ジブリでアニメ化してくれたらなぁって、無理ですかね。