ぐうたらぐーったらしながら、食べて飲んで旅してます

冬を乗り越える

寒さがこたえる。

 

もう2月になったのだから、春は近い。

 

一番さむいのは1、2月だ。と思っている。その先は、春だ。

しかし、あと2ヶ月くらいは、急な冷え込みがあるはずだ。

 

引っ越した先にはエアコンが一つ。愛用していたホットカーペットは、ところどころ温まらなくなったので捨てて来た。

 

さむい。しかし、春はすぐそこだ。エアコンで乗り切るんだっ!いや、さむい。

という不毛な脳内押し問答を、最近ずっとしていた。

 

先日大型スーパーに行ったら、電気敷き毛布が1000円引きだったため、思わず購入してしまった。

 

暖かくて。つい、そのまま寝そうに。

まどろみが最高に気持ちいい。

 

※こんなことなら、さっさと購入すればよかった、何を我慢していたんだ!という感じですが、値引きされていたので、待っていてよかったです。

【藤沢】 ギャラリーカフェ 守門

年始に所用があり、藤沢へ出掛けた。

藤沢駅南口、OPAの裏にある、ギャラリーカフェ守門。

ちらっと、前を通り、営業の有無を確認。

 

あいていた!

 

用事は思ったより早く終わり、ぶらぶらと江ノ電の線路脇を散歩しながら、守門へ向かう。

 

カウンターの空いている席へ座る。

本日のおすすめ「コロンビア」を注文する。

 

 

常連と見られるかたが、カウンターに座り、お店の方と話している。

どうやら、私が行った日が年明け初めての営業日だったらしい。

 

お店の方は、暇だと思ったのに、今日は結構忙しい。と言うと、常連さんは、AさんもBさんも、2日くらいから毎日来てたみたいよ~やってない、今日もやってないって感じで(笑)それで、今日はやってたって教えてくれたから来たのよ。と答える。

 

ほのぼのと時間が過ぎる。

 

メニューが飲み物だけなところも、無音なのも、タバコはひとり三本までなのも、携帯電話ご遠慮くださいなのも、好きなところだ。

 

ずっと無くならずに、そこにあって欲しいカフェである。

 

自分が行く日は、本日のおすすめが、なぜか「コロンビア」の事が多い。いや、もしかしたら、毎日おすすめは「コロンビア」かもしれない。

 

結局、そんなところも好きなのだと思う。

 

 

※知り合いに素敵なカフェを見つけたと話したところ、40年以上はやってると思う。と仰っていました。老舗ですね。ゆっくりと本を読むのも、テーブル席でおしゃべりを楽しむにも良いです。たまに、ギャラリーに陶器が並んでいるので、素敵なお皿に出会えることもあります。おすすめです。

【読書】 猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子

メモメモ。

 

じぶんは、小川洋子の表現が好きだ。

 

表現できずにいた気持ちを、いとも簡単に表現する。

それは、たまに、ひんやりとして、はっとするような、苦しくて、グロテスクで、心のうちが暴かれるようで、みじめで、いたたまれない気持ちになるような。

いろんな言葉で、表してくれる。

そんな彼女の言葉が好きだ。

 

 

チェスに出会った少年の話だが、切なくて、苦しくて、喜びも。悲しみも。穏やかさも。全部が愛しい。結末まで、あっという間。

 

好きな本。

 

これは、ぜひ、アニメ化してほしい。映像にしてほしい。

 

久しぶりに、強烈に引き付けられた。

 

※内容を説明し始めたら、全部話してしまいそうで怖いです。ジブリでアニメ化してくれたらなぁって、無理ですかね。

 

 

【新潟】 とんかつ太郎 分店 かつ丼

新潟たれかつ丼、なんて言われ、最近では都内でも食べれるところがあるが、新潟っ子は、これがかつ丼だ。

玉子でとじてあるかつ丼は、家のご飯だと思っていた。

 

東京で初めてかつ丼を食べに出掛けたときは驚いた。

そして、とてもがっかりしたのを覚えている。

 

さて、とんかつ太郎は、本店が古町にあり、分店が文京町にある。

自分は小さい頃、文京町のとんかつ太郎分店のかつ丼やオムライスを食べて育った。

親父さんは強面だが、とても優しい。

 

あまいが、くどすぎず、タレに浸かりすぎず。

薄く、でも薄すぎず、タレが絶妙なあんばいで、ご飯にも染みて、なんとも旨い。

漬け物をボリボリ、間にはさみ、ただ、かつとご飯を食べる。

 

たまに食べたくなる。懐かしの味。

 

本店、分店、どちらがいい。と言うことではないが、たれ、かつ、どちらの感じも少し違う。まぁ、これは好みだ。

分店は現在は息子さんが継いでいるが、味は変わらず、なんとも旨い。

 

※むかし、分店のはす向かいあたりに、ラインと言うソーセージ屋がありましたが、今もあるのでしょうか。懐かしの味、と言うのは誰しも持っているものですよね。

かつ丼、ラーメン、アイスに大判焼き。

大切にしたいこととやらなければならないこと。

月曜から飲み会とか。

普段なら絶対にお断りするのだが、何だか分からないが、お誘いに応じてしまったのだ。

 

 そして、これが当たりであった。

 

通常、都内の飲むのが好きな方の集まりは、何だか気が合わず、疲弊することもしばしばあるのだが、本日の飲み会メンバーセレクトは最高だった!

 

楽しくおしゃべりし、楽しく食事をし、楽しく酒を飲む。悪口もなく、ただ、楽しいに特化している。酒や料理のうんちくもない。

 

お腹いっぱい食べて、ぐるぐるするほどに飲んだ。

 

そして、二次会のカラオケ。ここで白けてしまうこともままあるのだが、すごいもりあがりを見せた。

 

こんなにたのしい夜を経て、いま思うことは、こういう夜も、必要だと言うこと。

新しい挑戦をしつつ、趣味も突き詰めて、守りに入らず、でも、攻めてばかりいず、これだと思うものを大事に生きていく。そう、決めたのである。

 

ほんとうに、いい出会いだった。

 

※11月末から、今日まで師走感半端ない怒濤の1ヶ月でした。咳喘息が悪化し、引きこもりの正月休みになりそうです。みなさま、よいお年をお迎えください。

ピロリ撃退

先日、ピロリが死んだのか、呼気検査をしに病院へ行ってきた。

飲みに行く先々でピロリの話をしたら、けっこうな確率でピロリを除菌した方に出会った。
みなさん、わたしより年配だが、そういう年齢。と言うことなのだろう。

さて、検査はどんなものだったのかレポートを。

まず、予約の時間は朝の9時。
前日の23時以降は、絶食。
水ものめず、うがいの時もなるべく飲まないように、と言う注意事項を確認。

23時前ならば、早めの夕食、お酒は飲んで良い。
迷うことなく、飲みに行き、最後に飲んだレモンサワーを飲み干した時には既に23時を回っていた。

しかし、ご飯を食べてから4時間ほどで検査ができるときいたので、まぁ、大丈夫だろう。と、いまだにお腹がぐずぐずすることがあるのだが、気にせず飲んで騒いだ。

さて、翌日は朝の9時に病院へ。
すぐに検査室へ行き、検査の説明を受ける。
息を吸って5~10秒息を止める。呼気パックが目一杯膨らむまで息を吐き出す。
白い錠剤を飲む。この時のお水の量が決まっているのだが、お水を飲んでいないので、ごくごく飲める。なんなら、足りない。
飲み終わったら、5分間座って待つ。その後、15分間、左を下にして横になる。
起き上がったら、息を吸って5~10秒息を止める。呼気パックが目一杯膨らむまで息を吐き出す。
おしまい。

その後診察があり、一週間後に検査結果を聞きに行った。

いない。ピロリに勝ったのである。
しかし、先生は言った。
慢性胃炎が良くなってるかは分からないから、毎年胃カメラをやること。

驚愕である。ただ、ピロリが死んだ、それだけなのだ。
胃が荒れているかもしれないのだ。

しばらくは、飲酒を控え、消化のいいものを食べよう。と思った。

※摂生しようなんて思ったのは、数時間で、ピロリが死んだお祝いに、その日も飲みにいってしまったのでした。

【藤沢】とんこ 11月末閉店

藤沢南口に在るとんかつ とんこ

 

有名店とは聞いていたが、一度も入ったことがなかった。

 

その名店が46年(?)の営業を11月末に閉じるそうだ。

最近この手の話が多く、寂しい限り。

 

閉まる。と聞いたからには、藤沢の名店である、とんこに行ってみなければ。

 

早速リサーチしたが、みそかつ、ソフトかつ、巻き揚げ、とんてき、かつ重など、おすすめ品が多すぎる。

 

仕方がないので、三回行ってみた。

一回目は、ソフトかつ(女性に人気らしい)

二回目は、ひれかつ(ただの自分の好み)

三回目は、巻き揚げ+友人の味噌かつを奪う

 

閉店と聞いて連日長蛇の列ができ、なくなると営業終了が続いている。

 

糠漬けが美味しいと聞いていたが、漬け物盛合せは、品切でありつけなかった。無念。

 

四種類食べた感想は、個人的にはこの中では味噌かつがいちばんだ。

名古屋の味噌カツとは異なり、たぶん。ではあるが、味噌漬けにした肉に衣をつけて揚げてあると思う。

抜群にうまい。

家でもやってみたいが、揚げ物が苦手なので、自分はやらないと思う。

揚げ物好きならば、是非お試しいただきたい。

 

巻き揚げは、中の具を選べるらしいのだが、自分が行った時は外に並んでる方がいたので、おまかせ。しそ、いんげん、おくらの三種類。肉に巻かれた具材がサクサクの衣をまとっている。最高である。

 

他のソフトかつも、ひれかつも美味だが、味噌かつが絶品過ぎた。

 

キャベツのドレッシングも、みそ汁もまた美味しい。

 

揚げ物のお店なのにべたつきもなく、厨房は隅から隅までピカピカに光っている。

 

大将もお母さんもかわいらしい。

 

うーん。もう一度、味噌かつが食べたい。

並んでも食べに行く価値はある。

 

※ちなみに、いつもは22時までの営業時間ですが、先日20時過ぎには営業終了してました。

藤沢のとんかつと言えば、とんこと大関の2強と言われているとか。ついに、大関一強時代の幕開けと言うことでしょうか。

大関の話はまた後日。