今回は仕事関係の話。
知的財産関係の仕事だったら、長く働けるんじゃなかろうか。
と思ったのがきっかけで、「知的財産管理技能士3級」を取得することにした。
企業で働いていて、配属先が知的財産部になったのだが、
そこら辺の知識はさっぱりありません。
という方の試験といったところだろうか。
理系であり、勉強が好きじゃないし、とことんアホ。
こんな奴が知的財産って。。。と無謀とも思えるのだが。
好奇心の塊のためやると決めたら、やる。
3級の試験は誰でも受けることができる。
インターネットで申込をすると楽だが、郵送でも可能。
学科と実技があり、学科は法律の問題で三択のマーク方式、
実技は事例問題で、記述の問題が3問くらいであとはすべて3択のマーク方式。
各30問40分で、合格基準は満点の70%以上。
次の試験まであと4ヶ月。
ネットで調べた結果。3か月の勉強で受かる。ということが分かったが、
自分はアホなので、4ヶ月でちょっとゆっくりめでやることにした。
そして、受験料が高いので、一発合格をねらう。
この二冊を買った
○知的財産教科書 知的財産管理技能検定3級
教科書には問題が付いているが明らかに足りないので、とことん解ける問題集を買った。過去問は公式のホームページから3回分だけだが無料でダウンロードができる。
この二冊はお勧めでプラス実技の問題集を買った方が良いと思う。
かかった費用は
11,000円(受験料:学科+実技)+2,050円(テキスト代)=13,050円
※Amazonで中古のテキストを買ってるので、かなり安く上がった。
飲みにもいくし、ライブも見に行っていたし、毎日必ずやっていたのは通勤の40分くらいテキストを読んだり問題解いたりだけ。人並みに勉強すれば大丈夫そう。
最初の一か月は、教科書にも少しだけ問題が付いているので、通勤電車でひたすら読んで解く。
ここでは、法律の知識や専門用語を頭に叩き込む。という感じ。
文章だと頭に入ってこないので、とりあえず大事なものはまとめて表にした。大事なものとは、著作権法・特許法・実用新案法・意匠法・商標法・種苗法の要件や制度の違い。たとえば存続期間とか、その起算日とか。それと、パリ条約・特許協力条約(PCT)のメリットデメリットなど、必ず出る問題があるので表を作っておくと便利だ。
二か月目からは、とにかく問題集を解く。といてといて解きまくる。つど、頭に入ってないものをまとめる。
解く。そして、公式ページの過去問を解く。
頭に入ってないところを教科書を読み返したり、教科書に載っていないものは、
Google先生に頼り、調べる。そして、問題集を解く。てな感じ。
試験まであと3日。とここであることに気が付く。
自分が持っている問題集が、学科のみだったことに。。。
とき、すでに遅し。なぜ気が付かなかったのか。
参考に見たサイトには学科と実技両方の問題集を買ったと書いてあったのに。
この時ばかりは、自分の思い込みとおっちょこちょいを呪った。
慣れない法律用語とか、専門用語に苦戦したし、
試験では捨てた問題もあったが、見直しする時間はあったし、
見直しして変更した箇所で助かった。
試験後に配られる解答で答え合わせ。
8割くらいはできている。
70%以上で合格。とあるが、そもそも1問1点かどうかわからなかったので、合格までがドキドキであったが、無事、合格であった。
ネットで申し込んでいれば、メールで合格発表のURLが届くので、
確認できる。その後、B5版の証書が届くのだ。
さてさて、3級は合格したので、次は2級をというのが筋というものか。
試験の道は続くのである。
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※これから受験される方の参考になったかどうかわかりませんが、、、国家試験の部類では簡単な試験だと思います。